こんにちは。6世代が終わるということで振り返り+自慢話大好き+1シーズンでレート450も上がった話は他にない奇跡で、レートを上げるために何か役に立つかもしれないと思ってこの記事を書きました。私は「5世代でガチ対戦に興味をもって6世代からはやってやるぜ!」という人だったので、「6世代でガチ対戦興味持って7世代からやってやるぜ!」という方に読んでほしいです(そんな人はここにはいないかもしれないですが)。
今からシーズン1からシーズン2の出来事を長々と書きますが、それを踏まえてレートを初心者が一気に上げるにはどうしたらいいか考えを述べます。前置きを飛ばして結論だけ読む用にリンクを貼りました。
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1800から2261になった話
まず私のシーズン1ですが、マンムーヌオーバシャの3体だけで戦うようなパーティで、既に全抜きコンセプトは持っていました。
私は5世代の末期にガチ対戦に興味を持ったため、積み構築や天候パの圧倒的パワーで敵をなぎ倒すパーティに憧れていました。そして、6世代ではカバドリのステロ欠伸からの全抜きをやってやろうと意気込んでカバルドンを育てました。しかしカバルドンのステロは教え技であり、なんとカロスでは覚えられない!砂ターンも永続じゃない!眠りターンもリセットされない!
夢が終わった...。
いきなり夢を壊された私でしたが全抜きは諦めずに、カロス最速のステロ撒きのマンムー、ガルーラのグロパンを許さないと噂だった欠伸ヌオー、5世代で憧れた加速バシャーモの3体で潜っていました。他にも色々育てましたが、すべてレートの闇に負けて葬られました。マンムーはいいとして、「強いらしい」と噂だけでヌオーを使ったり、憧れてたからバシャ使うんじゃ!というあたり完全に素人だと思います。この3匹以外選出できるレベルのポケモンもパーティにいないです。
さて、シーズン1も終盤になってマンムーヌオーバシャで1700くらいだったと思います。全抜きエースがバシャだとアローに止められることに気づきました(遅い)。
そこで、ヘラナイトをカイロスナイトと交換してメガカイロスをパーティに入れました。アロー対策しようと言っているのに飛行弱点のポケモン入れるのは頭がおかしいですが、アローの素早さと優先度を超えるには神速かフェイントしかないと考えカイロスを入れました。ルカリオを使わなかったのは、バシャは絶対抜きたくないと考えていたため抜き範囲が被るのを避けるためです。
また自分の好き勝手やってあらぬ方向にいってしまっていますが、アローを狩ることに成功+サザンガルドにも刺さってレートは100上がって1800台に乗せることができました。カイロスとの相性の良さもありヌオーを選出する機会が増えて、ヌオーに特殊を後出しされることに気づいて、この頃に欠伸ヌオーをHBからHDリンドに変更してゲッコ・リザ・バナ・サナ・ニンフ・サザンを起点にできるようにしました。またシーズン2でクレセを起点にする妄想を抱きながら技構成を(まとわりつく/あくび/アンコール/じこさいせい)に変更しました。
シーズン1が終わり、ついにポケムーバーが解禁され過去作のポケモンを使えるようになりました。私はムーバー難民でした...(当時ポケムーバーはDL殺到のためDL延期されムーバーが使えない多くの難民が生まれた)。仕方がないのでパーティそのまま潜っていたら、ガルーラが先発に出てきて襷マンムーが何もできずに倒される!
ステロ撒けないとクレセ倒せないやん...詰んだ...。
ムーバー再解禁までイワパレスとかでステロ撒いて1700くらいまできました。でもゲンガーとかが挑発してきて明らかに限界がありました。
ということで、ムーバー再解禁して真っ先に全国シングル最速のステロ撒きプテラを入れました。過去作のおかげで厳選も楽になったので個体を再厳選し、ここでバシャーモをH実数値174にしてクレセをフレドラで倒した反動+ガルーラの不意打ちで倒されないようにしました。
そしてプテラ・ヌオー・バシャーモ・カイロスの4体で潜っていったところ、クレセが思った以上にヌオーに起点にされにくるので(ヌオーに後出しから毒々してまとわりつかれて冷ビアンコされて眠らされて起点になるクレセリアさん)、レートがぐんぐん上昇し目標であったレート2000をシーズン中盤で達成しました。ここまでの快進撃ができた理由の大部分を占めるのが、卒論終わって就職まで最後の春休みを得たことです。とにかく時間がありました。精神力がありました。負けても気にせず常に次に生かしました。焦らず恐れず潜り続けた結果です。2000で満足せずにさらに上を目指しました。
そんなこんなで2000台で潜り続ける中、ある問題が浮上してきました。
霊獣ランドに勝てない!
当時2000台では霊獣ランドの個体数が明らかに増えていました。霊獣ランドを攻略しない限りこれ以上レートは伸びないと感じた私は、
印パルシェンを採用することにしました。5世代のころからパルシェンは相棒でありシーズン1でも使おうとしていたのですが、水ロトムが邪魔すぎて見送っていました(私はロクブラを信頼していないのでクレセドランを倒すハイポン派)。しかし今はクレセドランは多いが水ロトムは少ないのです。
印パルシェンは鬼のようにクレセを怯ませてランドを葬り、レートが2100を超えました。
このパーティで潜り続けてはやシーズン2も残りあと3週間ほど、私のレートはあれからどうなったでしょうか。
\(^o^)/ レート1799 \(^o^)/
やってしまいました。すぐにはなんでかわかりませんでした。なぜ私はレートを300以上も落としてしまったのでしょうか。私は悔しさと絶望に打ちひしがれて布団に倒れたまま動けなくなりました。
そんなときでした。私のメガカイロスが枕元に現れて言ったのです(すべて真実です)。
「俺をもう一度信じてみないか?」
そうです。私はパルシェンの怯みを過信しすぎていました。選出にちょっとでも困るとパルシェンを出していました。それまでは怯ませて勝っていたからよかったものの、怯まなくなればそれはすべて負けに変わります。カイロスを出せなくなっていました。バシャの膝を打つのが怖くなっていました。このことにすぐ気づいたわけではありませんが、また勝ち始めた感触からそう結論を得ました。
シーズン終了まで残り1週間半、私はもう一度レート2100まで300戦を費やし戻しました。ヌオーカイロスのサイクルを使った勝ちパターンやステロを撒いた後に敢えてヌオーの前にエースを出し物理受けを場に引き出してから起点を作るパターンなど立ち回りの幅を広げて帰ってきました。
そこからの1週間はよく覚えていません。それくらい集中してやっていたのだと思います。大学も部活も研究室も就職先の課題もない私はポケモン以外には対戦中にアニメを見るくらいですべてを捧げた気がします。シーズン終盤あとわずかというところでレート2240台で8~10位をキープしていました。インフレしたシーズン2ですがこの時期の1ページ目は停滞気味で誰もが抜け出すチャンスを伺っていたように感じました(一部の真の強者を除いて)。
シーズン最終日、10位以下がすごい勢いでレートを上げてきていて2240台では1ページ目を追い出されると感じ取った私は最後に1回だけ潜ることにしました。対戦相手が見つかりました...相手は...。
レート3位のズキンガルドの人!?
これは天が与えたチャンスか試練か、なんという巡り合わせでレートを大幅に上げる機会を得るのか(震え)。もう震えが止まらないしボタン押せないし頭が真っ白だし、いやこれはカイロス刺さるやろ((((;´゚Д゚)))。
迎えた最重要ターン、うまく起点回避されて最速起き勝負に...。
そして...起きない!!!
信じられないことですが勝ちました。1時間くらい震えが止まりませんでした。ビクンビクンしてもうその日はレートができなくなりました。だって前のシーズン1800台の素人が2261になってしまったんですから、もう何もできないです。
レート2261で5位になったパーティがプテラ・ヌオー・バシャーモ・カイロス・パルシェン・ギルガルドです。ギルガルドは1回も選出していません。
どうでしょうか。自分の好き勝手やって行き当たりばったりで何もかも未完成なままの5位が生まれましたね。ヒントは何か得られたでしょうか?
初心者がレートを爆上げする結論
以上の実話から導かれる初心者でもレートを上げる結論は
1. 2か月以上の完全休業期間
2. ポケモンにすべてを賭ける
3. 問題を解決しながら潜り続ける
4. 限界を超えて潜り続ける
色々ありましたがこの4つだと思います。まず精神的にも体力的にも弱くレートを潜る耐性がない初心者はとにかく潜りまくれと言われても無理です。長期休暇に自分のすべてを賭けましょう。2か月他にやることがないくらい精神的に余裕があれば才能がなかろうがいけるでしょう。また、精神的に余裕があれば新しいことを試す余裕もあるので潜る中で起きる様々な問題を解決しながら潜り続けられます。何も考えないで潜り続けるとレート300落ちます。そして自分の目標達成で満足しないことと、何があっても時間と精神が許すなら諦めてはいけないです。自分の中の限界を打ち破って信じるものを貫いてやりたいことをやっちゃってください。心が折れたら終わりではないです。そこから立ち上がれなくなったら終わりです。後悔しないほどの努力を注げばポケモンが応えてくれます。私は2100から2261までバシャの膝は100%、カイロスはスカーフいわなだれを避け、パルシェンはクレセを8割で怯ませた実績を持っています。運ゲーじゃないです。「人事を尽くして天命を待つ」という偉い人の言葉を送ってこの信じられないほど馬鹿げた話を終わります。
7世代一緒に頑張りましょう!
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